毎日のお料理で活躍する鍋やフライパン。
料理の後、しっかりと洗ってはいるものの、頑固な焦げがこびりついてしまっている…。
そのまま使い続けていいたら、さらに頑固な焦げになってしまって困った・・なんてことありませんか?
焦げ付いた鍋やフライパンは、見た目が悪くなるだけでなく、衛生面でも気になりますよね・・
焦げ付きの種類や素材によって、適切な掃除方法が異なります。
適切なケアで、鍋やフライパンを長く美しく使い続けましょう。
この記事では、焦げ付きを落とすための様々な方法や注意点、予防のポイントなどをご紹介します。
なぜ焦げ付くの?焦げ付きの原因とは?
焦げ付きの原因は様々ですが主に以下の原因が考えられます。
強火
鍋やフライパンが熱くなりすぎると、食材が焦げ付きやすくなります。
油の量が少ない
油が不足すると、食材が鍋底に張り付き、調理が困難になるだけでなく、料理の仕上がりも損なわれます
水分不足
水分が不足すると、食材が焦げ付いてしまいます。
焦げ付いたまま放置
一度焦げ付いてしまうと、次の調理でも焦げ付きやすくなります。
焦げ付きの種類と掃除方法
実は、フライパンは素材によって洗い方や手入れの方法、そして食材の焦げ付きの取り方が異なります。
もし誤った方法でお手入れをしてしまうと、せっかく良いフライパンでも長く使うことができなくなってしまいます。
焦げ付きの程度や鍋・フライパンの素材に応じて、適切な掃除方法を選びましょう。
~軽い焦げ付きの場合~
食器用洗剤とお湯
温水に食器用洗剤を加えて焦げ部分を柔らかくし、スポンジで優しくこすります。
重曹ペースト
重曹と水を混ぜてペースト状にし、焦げ付いた部分に塗布。数十分置いてからこすり落とします。
~頑固な焦げ付きの場合~
煮込み掃除
鍋に水と重曹やクエン酸を入れて煮沸し、焦げを柔らかくしてからスポンジで洗い流します。
焦げ落とし剤
市販の専用洗剤を使う場合は、製品の取扱説明書をよく読んで使用しましょう。
金たわしや研磨剤入りスポンジ
ステンレス製の鍋など傷がつきにくい素材で使用可能。
ただし、テフロン加工品には傷がついてしまいやすいため、使わないようにしましょう。
~そのほかのおススメの掃除方法~
①【重曹】
フライパンに水500mlと重曹大さじ1杯を入れます。
↓
中火で沸騰させます。
↓
15分ほど沸騰させたら、木ベラで焦げをこすって落とします。
↓
その後冷めるまで放置し、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗います。
②【クエン酸】
フライパンに水を張り、大さじ1程度のクエン酸を入れます。
↓
火にかけて10分程度沸騰させます。
↓
木べらで軽くこします。
↓
数分程度放置します。
↓
スポンジでこします。
↓
クエン酸と汚れを水で流して乾かします。
③【お酢】
焦げた部分がかぶるくらい水を入れ、大さじ2杯のお酢を加えて沸騰させます。
↓
鍋底の焦げが柔らかくなるまで煮てください。
↓
木べらでこすれば簡単に剥がれ落ちます。
④【天日干し】
よい天気が続くときに、日当たりの良い場所に置き、数日間放置します。
↓
そのまま1週間くらい放置して乾かします。
↓
木べらや割り箸を使って焦げをこすって落とす
意外に思われるかもしれませんが、フライパンを天日干しするのは効果的な焦げ落とし方法のひとつ。
天気の悪い日に行うと乾燥しにくいので、晴れた日を狙いましょう。
干している間は料理に使えないので、代用できるものがなければ難しいのが難点でもありますが・・
どの方法でやっても落ちない時は、ぜひ、天日干しを試してみましょう。
干している間はフライパンを使用できないというデメリットがありますが、代用できるものがあればぜひ挑戦してみてください。
⑤【水を沸騰させて煮詰める】
フライパンの底面が隠れるくらいの水を入れ、数分間沸騰させます。
↓
焦げが浮いてきたら、木ベラなどでこすって取り除きます。
↓
沸騰終了後、半日程度放置し、中性洗剤と柔らかいスポンジで洗いましょう。
水を沸騰させる方法は、テフロン加工や銅素材のフライパンでも実践できる焦げ落とし方法です。
素材別の注意点
ステンレス
金たわしや研磨剤入りのスポンジでこすると傷がつくことがあります。
鉄: 鉄鍋は油を塗って保管することで、錆(さび)を防ぎ、焦げ付きにくくなります。
ホーロー
酸性の洗剤はホーローの光沢を損なう可能性があります。
ホーローについてはこちらから
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テフロン
金たわしや研磨剤入りのスポンジ、クレンザーの使用は避けてください。
コーティングが剥がれる原因になります。
鍋といっても、素材によって焦げ付きへのアプローチは変わります。
でも落とし方のテクニックを抑えておけば、大丈夫です!
焦げ付きのない鍋は、見た目も衛生的にも良く、気持ちよく料理ができますよね!
もちの良さにもつながりますし、長く使うことでコスパも良くなります。
「焦げ付いてからずいぶん時間も経ってるしもう無理だろう…」と諦めずに、ぜひ一度試してみてくださいね。
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焦げ付きを防ぐための4つのコツ
①弱火でじっくり調理する
強火で一気に加熱するのではなく、弱火でじっくりと調理することで焦げ付きを防ぐことができます。
②油をひく
油をひくことで、食材が鍋にこびりつくのを防ぎます。
③水分を飛ばしてから炒める
水分が多い食材は、水分を飛ばしてから炒めることで焦げ付きを防ぐことができます。
④こまめな手入れ
使用後はすぐに洗うなど、こまめな手入れを心掛けましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
長い間、焦げを放置したまま使い続けると、なかなか取れない厄介な汚れになります。
焦げ付きの掃除は、焦げの状態や調理器具の素材に合わせた方法を選ぶことで、効率的に解決できます。
また、日頃から焦げ付きを防ぐための適切な調理法や手入れを行うことが、鍋やフライパンをきれいに保つ秘訣です。
焦げがついたと気がついたら、正しい方法で早めに落として、鍋、フライパンをできるだけ長持ちできるように使っていきましょう。
毎日使うキッチンだからこそ、いつも清潔で気持ちの良い空間であってほしいもの。
でも、忙しい毎日の中で、隅々まで丁寧に掃除するのは大変ではありませんか?
プロのハウスクリーニングなら、特殊な洗剤や道具を用いて、短時間でピカピカに仕上げることができます。
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